時間への向き合い方を考察している。人生を構成する時間は、幸福・投資・役割・浪費の4つ。このうち幸福時間をいかに多くするかが後悔しない人生を送るカギ。幸福時間は満足感・充実感・達成感・快感・安らぎ感 の5つの感が作り出すもの、投資・役割・浪費時間も捉え方次第で幸福時間となる、とする。満足感の高い人生は、思い出をいかに沢山作り出すかにかかっており、より強い「5つの感」を得られるような印象的な体験・行為を多くできるような過ごし方を意識すべき、と説いている。2024年4月発行、柿内尚文著、334ページ。